山里の豊かな緑に包まれた
障がい者施設

代表の挨拶
桃花塾は、1916年(大正5年)2月に「生命への畏敬」を基本理念として創立いたしました。
大阪市内から電車でわずか30分ですが、豊かな緑の地にあります。

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桃花塾は、1893年に岩﨑佐一が教育者の道に第一歩を踏み入れたことに端を発しています。国木田独歩と出会い、ペスタロッチの著書にふれ、当時悲惨な状況におかれている障害のある子ども達の存在を知り、専門領域の研鑽を積み重ねていきます。そしてついに1916年に、既成の枠を超えた新しい事業を開始いたしました。
しかしながら、道なき道を歩み出した創立者達は様々な困難に遭遇します。設立趣意書に記しているように、当時の日本は明治開始よりわずか50年弱、「社会の大変革によって貧富の差はさらに増大し、弱者の増加、文化は外界に止り、内面は進歩に逆行している。人情日に疎く、家庭においては愛情薄らぎ、精神生活の荒廃が児童の環境に影響を及ぼし、教育を破壊し、障害児、非行に走る子どもを増加させる傾向にある」(要約)状況でした。
桃花塾運営については、度重なる災いのために後援会からも閉園を提案されたようですが、創立者は断念しませんでした。「子どもの生のエネルギー」を信じ、子ども自身が「教育養護」を要求する権利を有するとする彼の信念を貫き通したのです。
援助の手を差しのべてくれる人々も現れて、当初からの「科学に基づいた個別の教育支援」の方針に従い事業を継続していきます。現在地への移転は1934年です。若い日々に学んだスピノザの思想が現在地決定にも影響を与えたようです。「人間と他の生物との共生、人間と自然環境の相互作用による調和のある施設づくり」は、今日に至るまで運営の根幹となっています。
今、私達に求められる重要なことは、支援を必要とする人々の生のエネルギーを信じることから支援を開始しなければなりません。利用される一人一人のニーズが尊重され、楽しく生き生きとした日々を過ごして頂けるよう、スタッフと共に日々努力を重ねてまいります。
- 日常生活支援(食事・シャワー等)
- 健康面の維持・管理についての支援
- 社会経済活動を送るための就労訓練
- コミュニケーション支援
- 日常生活上及び就労に関しての相談支援
仕事内容

農園作業では、野菜の栽培や収穫、草取りなどを行い、自然にふれながら体を動かす仕事です。

空き缶や古紙などの分別・回収・清掃を行い、資源を再利用するための仕事です。
環境にやさしい取り組みとして地域にも貢献できます。

クッキーやケーキなどのお菓子作りを行い、材料の計量・成形・包装などを担当します。手作業の楽しさや達成感が感じられる仕事です。
お問い合わせ先
事業所情報
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住所 | 大阪府富田林市喜志2067番地 |
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定休日 | 土日祝祭日 |
電話 | 0721-23-5263 |
FAX | 0721-23-5217 |
サービスを提供する地域 | 大阪府内 |
ホームページ | https://www.tokajuku.com/ |
自治体名 | 大阪府 |
事業所番号 | 2714900640 |