【令和7年8月開催予定】 公開講義「聞こえる難聴者」LiD/APD

LiD/APD ~軽中等度難聴児・者の 理解と支援~

音も声も聞こえる。ただ、言葉が聞き取れない症状のことをLiD/APD(リッド・エーピーディー)と言います。

勉強不足ながら当団体水花火でもLiD/APDについて知っている会員はおりませんでした。
近年、聴力検査では「正常」と判定されながら【聞き取り】に困難を抱える人(LiD/APD)が人口の約1%程度いることがわかっています。この課題については社会認知が十分ではなく、音は聞こえるために誤解を生むことも珍しくありません。また、当事者自身が気付いていないことも多々あります。

本講座ではLiD/APDと軽・中等度難聴の理解と支援の必要性も同時に取り上げ、地域社会において、多くの市民に啓蒙し、安心して暮らせる共生社会の実現を目指したいと考えています。


LiD/APDについて

音は聴こえるため聴力検査では「正常」とされるが、中枢に原因があり聞き取りが困難。当事者は自助と共助によりなんとかしている。小児を含め、気づけずに二次障害を発症していることもあります。

補聴器や補助システムを利用することで当事者のQOLは格段に上がるが、現状ではLiD/APDは身体障害者手帳の対象ではなく、補聴器購入に公的支援もありません。

堺市では一昨年の教育委員会にて毎年数名のLiD/APD児がいると報告があるが、富田林市では報告がない。潜在的に困っている障害者・児がいると思われます。

専門医・専門の補聴器などを扱っている場所が極端に少ない「聞き取り」に対する合理的配慮もまだまだ薄く、ゆっくりはっきり話すなどの費用のかからない支援も浸透していない状態です。


主だった症状・特徴

騒音の中で特に言葉が聞き取りにくい。

複数人との会話だと、誰が何を話しているのか分かりにくい。

電話の声が聞き取りにくい。


講座開催に至った経緯

近畿LiD/APD当事者会 渡邉さんより富田林市議会議員の堀辺議員を通じ、市民講座開催のご相談を受けたことがきっかけでした。 社会的な実情や当事者としての声を渡邉さんからお伺いし、ぜひ当団体でも力になれることがあればと思いました。 代表の磯井は就労継続支援A型事業所を運営していることもあり、はじめ南河内就労・生活支援センターの北野主任に相談しました。北野主任より基幹相談支援セン ターみどりの風土井さんにお話しいただき、土井さんから富田林市社会福祉協議会へ相談することを勧められ現在に至ります。 また、細川様より、貴協議会副理事新里様・いずかわ様をご紹介いただいたことも理由の一つです。

近畿LiD/APD当事者会 渡邉様の実績

2025年1月12日(日)講演会を開催 70名満席

NHK等でも取り上げられ反響あり

AMED(日本医療研究開発機構)へ研究協


あなたの隣にもいる「聞こえる難聴者」
LiD/APD
〜軽中等度難聴児・者の理解と支援〜

【開催日時】令和7年8月末
【会場】50名程度の参加者が集える会場+オンライン配信
【対象】一般市民、保護者、教育機関、福祉従事者等
【参加費】無料
【内容】専門科医による講演、当事者による講演、専用補聴器の体験
【企画団体】福祉推進団体 水花火
【協力】近畿LiD/APD当事者会 渡邉様 富田林市議会議員 堀辺議員

公開講義「聞こえる難聴者」LiD/APD 参加フォーム

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